映画「天気の子」あらすじと感想。ネタバレありでストーリーや本田翼の演技について評価・解説します。

映画「天気の子」を観てきました

どうも、なすよわ(@nasuyowa)です。アニメオタクです。

2019年7月19日より新海誠監督の最新作となる映画「天気の子」が公開されたので、朝一番の上映回で鑑賞してきました。

この記事では視聴直後の感想や、ストーリー・あらすじなどをネタバレありで解説していきます。

※これから映画を観る予定の方は記事の閲覧に注意してください。個人の感想ですがネタバレなしでこそ楽しめる作品です。

映画「天気の子」あらすじ・ストーリー

都立神津島高校の1年生・森嶋帆高ほだかは家出して東京本土にやってくるが、ネットカフェ暮らしも数日で残金が尽きてしまい、上京するフェリーで出会ったライターの須賀圭介を頼る。


森嶋帆高(CV:醍醐虎汰朗)


須賀圭介(CV:小栗旬)

圭介は姪の夏美と2人だけの零細編集プロダクションを営んでおり、雑誌『ムー』などで記事を書いていた。帆高は住み込み・食事付きの条件に惹かれ、そこで働くようになる。


夏美(CV:本田翼)

2022年(令和3年)夏の関東地方では、長期間にわたって雨の日が続いていたが、その状況でも晴天を呼ぶ「100%の晴れ女」がいるという都市伝説が流れていた。

帆高はある事件から天野陽菜ひなという少女と出会うが、彼女こそがその晴れ女で、祈るだけで短時間・局地的にだが確実に晴れ間を呼び寄せる能力を持っていた。


天野陽菜(CV:森七菜)

陽菜は小学生の弟・凪(なぎ)と二人だけで暮らしており、彼女が金に困っている様子をみた帆高は、晴れ女の能力で商売をすることを提案し、依頼用ウェブサイトを作る。

「晴れ女」は次第に評判を呼び、順調に仕事を増やしていくが、神宮外苑花火大会を晴れにする依頼でテレビ放映されてしまい、依頼殺到により「晴れ女」は休業することになる。

帆高が家出少年として家族から届け出がされていたうえ、彼が偶然本物の拳銃を拾ってしまっていたことから、刑事が陽菜や圭介のもとを捜査に訪れる。

そして子供2人だけの天野家には児童相談所が介入することになり、姉弟が引き離されることを恐れた陽菜と凪は、帆高とともに3人で逃げ出す。

その夜ホテルに泊まった3人は、インスタント食品やカラオケで楽しい一夜を過ごす。しかし能力の代償として、陽菜の身体は次第に薄く透明になっていた。

最終的に人柱として彼女が犠牲になることで異常気象が収まるという伝承のとおり、その夜に陽菜の身体は消えてしまう。

翌朝、刑事がホテルの部屋に踏み込んできて、凪は児童相談所へ、帆高は池袋警察署へと送られるが、二人ともそれぞれ脱走し、陽菜が晴れ女の能力を得た神社があるという代々木の廃ビルへと向かう。

一方、陽菜が人柱となったことで天候は回復し、2か月ぶりの晴天が東京を照らしていた。

警察の追跡のなか、夏美や圭介や凪の助けで神社にたどり着いた帆高が鳥居をくぐると、はるか上空へとワープし、積乱雲の上に囚われていた陽菜を救い出すことができた。

2人が地上に戻ると元通りの豪雨が東京を覆い、それから止むことなく3年降り続き、東京を水没させた。

逮捕されたのち保護観察となって島に戻っていた帆高は、大学進学を機に、いまだ雨の降りやむことのない東京で新生活をはじめ、3年ぶりに陽菜と再会を果たす。

 

 

映画「天気の子」感想

「天気の子」はとてもシンプルなボーイ・ミーツ・ガールの物語です。

2016年に公開され大ヒットとなった「君の名は。」を周到したストーリーと、新海誠監督ならではの実写を超える美しいアニメーション。

前作が大ヒットしたため、製作サイドの重圧は相当なものだったと思います。しかしそんなプレッシャーを全く感じさせないほど素晴らしい作品に仕上がっていて、見事なまでに映画の世界に観客を引き込んでいました。

「君の名は。」では時間軸のズレが物語のキーとなっており、ストーリーの複雑さを生み出していました。一方で本作の脚本にはそのようなギミックはなく、誰が観ても楽しめるエンターテイメントに振り切った作品になっています。

このシンプルすぎるストーリーに、とりわけ熱心な映画ファンからの評価が分かれそうな内容でしたが、個人的には最高に楽しめました。

また新海監督自ら「賛否両論のある映画」と発言していたように、ラストでは東京の天候とヒロインの命を天秤にかけた主人公が迷わず後者を選択します。

まるでヱヴァンゲリヲン新劇場版:破で綾波レイを救い出すの碇シンジのような姿に、アニメファンの歓喜の声が聞こえてきそうです。


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 より

このように、2002年の「ほしのこえ」から続く新たなセカイ系のあり方を見せてくれる傑作アニメ映画となっています。

RADWIMPSの音楽が気持ちいい

また物語を盛り上げるRADWIMPSの音楽も流石でした。

初期プロット段階から新海監督と密にコミュニケーションを重ねてつくられた楽曲群は、見事に登場人物の心情を代弁していました。

そして観客の心情を一気に掴むタイミングでの映像と音楽によるコラボレーション。これは本当に圧巻でした。

「天気の子」は、楽曲が映画を引っ張っるような感覚を覚えるほど音楽が見事に溶け込んだ作品になっています。

「天気の子」には瀧と三葉が登場?

また「天気の子」の劇中では「君の名は。」に登場した瀧と三葉が登場します。

劇中の2022年の時点で三葉の名字は「宮水」のままだったため、瀧くんと結婚はしていないようです。

しかし、3年後の世界でどうやら2人は結婚しています。詳しくは新海誠監督が自ら執筆した小説版をご覧ください。

本田翼の演技は?

映画公開前から最も話題になっていたのは本田翼の演技です。

予告編で数秒流れた「君のそーつぉーどーりだよ」というセリフはSNSでも大いにネタにされており、筆者も視聴前の唯一の懸念点でした。

しかし実際に映画を観てみると、気になることなくすんなりと視聴できました

やはり劇中に登場するプロの声優陣(梶裕貴・花澤香菜・佐倉綾音)と比較すると技術的に劣る点は多々見受けられます。

それでも夏美という自由奔放なキャラクターを本田翼らしさで上手く演じていました。またSNSでの評判も上々のようです。

映画「天気の子」みんなの評価・感想は?

ここからはTwitterで気になった感想を紹介していきます。

https://twitter.com/tanikun0941/status/1152077616876118016?s=20

 

気になってる方はぜひ映画館に足を運んでみてください。絶対に楽しめる作品です☀

 

おわり

 

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