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ロンドンとパリへ行ってきた
どうも、なすよわ(@nasuyowa)です。
諸事情によりまとまった休暇を得ることができたので、4泊6日でロンドンとパリに行ってきました。(2013年3月14日~3月19日)
ロンドンに行こうと思った理由は以下の2つです
- 私の好きなミュージシャンの出身地であったこと
- 私の好きな映画や海外ドラマの舞台になっていたこと
イギリスは、ザ・ビートルズ、オアシス、レディオヘッド、ミューズ、フランツ・フェルディナンドなど数多くのバンドの出身地です。
また閑静な街並みは、シャーロックをはじめ、数多くの映画やドラマの舞台になっています。
それでは旅行記を書いていきます。(記事内の時刻はすべて現地時間)
旅行1日目 成田からロンドンへ
箱崎エアターミナル
3/14(Thu) 8:00
水天宮前の箱崎エアターミナルより成田空港へ。
私の住まいの近所にあるバスターミナルより成田空港へのリムジンバスが走っています。所要時間は50分ほどで、料金は少々高めの2900円(片道)です。
しかし、乗り降りもなく、少し寝ていれば到着するという快適さはお金には変えられません。
次の機会があればまた利用したいと思います。
成田空港
3/14(Thu) 9:00
飛行機に搭乗
成田空港第2ビルよりBritish Airways 006便を利用してロンドン ヒースロー空港へ出発です。
所要時間は約11時間でした。
機内ではiPadに入れておいた映画を鑑賞して時間を潰しました。
鑑賞したのは「告白」「アルゴ」「インフォーマント!」の三作品。
このチョイスに特に理由はありませんが「告白」を選んだのは失敗でした。暗い。
ヒースロー空港
3/14(Thu) 15:00
ヒースロー空港に到着
時差ボケをかなり不安視していたのですが、時差の関係で「朝出発して夕方到着する」というイメージのフライトだったため、時差ボケを回避することが出来ました。
パディントン駅
3/14(Thu) 16:00
ヒースロー空港からパディントン駅へ移動
ヒースロー空港からパディントン駅へは直行便の特急「ヒースローエクスプレス」が運行されています。
所要時間は15分程度で、料金は少々高めの20ポンド(=約2800円)です。
しかし、地下鉄を乗り継ぐ手間を考えるとこの選択は外せません。
ボンドストリート駅
3/14(Thu) 16:30
パディントン駅からボンドストリート駅へ
ホテル最寄りの「ボンド・ストリート」駅へはパディントン駅から地下鉄で移動しました。
所要時間は10分ほどです。
ホリデイ・イン オックスフォード サーカス
3/14(Thu) 17:00
ホリデイ・イン オックスフォード サーカスへ
ホテルに到着です。
日本で例えると【原宿の明治通りの少し裏通りを入った場所】にあり、非常に好立地でした。
ホリデイ・イン ロンドン – オックスフォード サーカス – ロンドン ホテル, ロンドン ホテルの予約 | ホテルズドットコム
ボンドストリートは地下鉄の路線図で示すと、ほぼロンドンの中心にあることがわかります。
Ben’s Cooky
3/14(Thu) 17:30
Ben’s Cookyを食す
ホテルから徒歩5分ほどの位置にある「Ben’s Cookies」というクッキー専門店で”ホワイトチョコレートチャンク”というクッキーを食べました。
サクサクのクッキー生地の中にホワイトチョコレートが溶けていて、甘いもの好きには堪らない味わいです。
率直に言うとめちゃめちゃ美味しいです。
日本にも上陸してくれることを願います。
カムデンタウン
3/14(Thu) 18:00
カムデンタウンへ
ボンド・ストリート駅から地下鉄で10分ほどの場所にある「カムデンタウン」へ移動しました。
カムデンタウンには「ロックっぽい店」が多くあり、ロックっぽいスニーカー店やロックっぽいアパレル店がたくさんあります。
また写真のカムデン・マーケットには週末に約10万人の客が訪れるそうです。
オックスフォードサーカス
3/14(Thu) 18:30
オックスフォードサーカスへ
ホテルから歩いて7分ほどのオックスフォードサーカスという駅に戻って来ました。
ここはロンドンでも中心的な繁華街のようで、世界的に有名なブランド店もいくつかありました。
中でもアップルストアの建物は非常に綺麗で感動モノでした。
またロンドンの建物はオックスフォードサーカスに限らず、基本的に外観が統一されていて、どこを訪れても街並みの整然さが感じられます。
これは私がロンドンをとても気に入ったポイントのひとつです。
ラーメン
3/14(Thu) 20:00
食事。
ロンドン初日の夕食はフィッシュ・アンド・チップスではなく、なぜかラーメンでした。
移動の疲れで日本食が食べたくなったからだったと思います。
麺はとんこつラーメンと同様の細麺なのに、スープは胡椒の効いた醤油味でなかなかアンバランスな組み合わせのラーメンでした。
不味くはなかったのですが、やはりラーメンは日本で食べるに限ります。
ということで1日目を終わります。
旅行2日目 アビーロード
アビーロード(セント・ジョンズ・ウッド駅)
3/15(Fri) 6:00
アビーロードへ
この旅行一番の目的である、アビーロード(セント・ジョンズ・ウッド駅)へ行ってきました。
アビーロードは昼になると車通りが激しく、観光客も増えてとても混雑します。
そのため朝早い時間でないと落ち着いて写真が撮れません。
早起きのかいもあって、車に邪魔されず無事に【Abbey Road】のジャケット風写真の撮影にも成功しました。
ハイドパーク
3/15(Fri) 9:30
ハイドパークへ
アビーロードで写真を撮影した後、ホテルに帰宅し朝食を摂ってからハイドパークという大きな公園へ散策に出掛けました。
この公園はロンドンの市街にあるのですが、面積が140万平方キロメートルととても広大で東京ドームでいうと28個分にもなるそうです。
公園内には割と大きめのカフェなども併設されていて、歩き疲れたら休憩することもできます。
犬を散歩させている方もたくさんいます。
また運よく(?)ハイドパーク沿いの公道を騎兵隊が歩いている様子を観ることができました。
この騎兵隊のおかげで後方の車が大渋滞を引き起こしていました……。
ピカデリー・サーカス
3/15(Fri) 11:00
ピカデリー・サーカスへ
突然ですが「Sherlock」という海外ドラマをご存知でしょうか?
このドラマはロンドンが舞台の探偵モノの作品なのですが、オープニングにピカデリー・サーカス駅が登場します。
そのためか、この【エロスの像】の前で写真撮影をしている観光客が多く、ロンドン市内を周った中で一番混雑していたかもしれません。
Busaba Eathai
3/15(Fri) 12:30
Busaba Eathaiへ。
ロンドンに留学していた友人に最も勧められたレストラン「Busaba Eathai」にやってきました。
タイ料理のお店で、ピカデリー・サーカス駅から徒歩で5分ほどの場所にあります。
店員は気さくな方が多く、こちらが日本人だと判ると「どうしてこの店を選んだのか?」と尋ねられました。
友人に勧められたと答えると、とても嬉しそうな様子でした。
その後、友人オススメの「パッタイ」と店員オススメの「イカの揚げ物」を注文しました。
パッタイ、イカの揚げ物どちらも日本人好みの味付けで美味しかったです。
ロンドンに行かれる方がいましたら、ぜひ訪問してみてください。
トラファルガー広場
3/15(Fri) 13:30
トラファルガー広場へ。
先程のタイ料理店から歩いて10分程の場所にある、トラファルガー広場へやってきました。
トラファルガーの海戦を記念して造られた場所です。
写真中央にある提督の塔は、高すぎて写真に収めるのが大変でした。
ロンドン・アイ
3/15(Fri) 14:30
ロンドン・アイへ。
ロンドンの新たな観光名所”ロンドン・アイ”に移動しました。
平日にも関わらず長い行列ができていて、乗車まで20分ほどかかりました。
日本の観覧車と大きく異るのは、ひとつのゴンドラに乗車する人数が10-15人となっていること。
カップル専用アトラクションと化している日本のそれとは一線を画しています。
大人数で乗車するので料金も安いのかと思いきや、日本円で3000円近くします。
ちなみにゴンドラの乗車時間は30分ほどです。
最高到達点は葛西のそれに近いものがありました。
ビッグベン
3/15(Fri) 15:30
ビッグベンへ。
ロンドンと言えば一番に名前が挙がるであろう観光名所、ビッグベンへやってきました。
ロンドン・アイから徒歩5分ほどの場所にあります。
この時は強風と雨で寒かったので、観光はせずに写真だけ撮影して退散しました。
ベーカー・ストリート
3/15(Fri) 16:00
ベーカー・ストリートへ。
本来この日の日程はビッグベンで終了の予定でした。
ただ起床時間が早く、時間に余裕があったため、ホテルの近所のベーカー・ストリートへ寄り道しました。
この地下鉄構内の写真からも解るように、シャーロック・ホームズの聖地となっています。
実際に小説上でシャーロック・ホームズの住まいとなっている「ベーカー・ストリート 221B」番地にはシャーロック・ホームズ ミュージアムがあり、衛兵と記念撮影が行えます。
ちなみにミュージアムの隣にはビートルズ ショップがあります。
なぜここにビートルズ ショップがあるのかは不明です。
フィッシュ・アンド・チップス
3/15(Fri) 21:00
フィッシュ・アンド・チップスをTake away
一旦ホテルに帰宅し、テイクアウトしたフィッシュ・アンド・チップスを食べました。
初めて知ったのですが、日本で言うテイクアウトをイギリスではテイクアウェイといいます。
揚げた白身魚が何の味付けもされていないので、塩味の追加が必須です。
これで2日目は終了です。
旅行3日目 市内観光
バッキンガム宮殿
3/16(Sat) 9:00
バッキンガム宮殿へ。
ロンドン3日目、この日は生憎の雨模様で気温も低めでした。
まず初めに英国女王の住まい「バッキンガム宮殿」を訪問しました。
宮殿の衛兵が10mくらいの門の前をゲームのキャラクターのように往復し続けている様子はシュールでした。
私は観ませんでしたが”衛兵交代式”が有名なイベントだそうです。
バッキンガム宮殿 衛兵交代式
モンマスコーヒー
3/16(Sat) 9:40
モンマスコーヒーへ。
ロンドンで最も美味しいコーヒーが飲めると噂のカフェ「モンマスコーヒー」を目指し、バッキンガム宮殿から地下鉄で5分程のコヴェントガーデン駅へやってきました。
評判通りとても美味しいラテをいただきました。ラテと一緒に注文したブラウニーも美味でした。
SuperDry 極度乾燥(しなさい)
3/16(Sat) 10:30
Superdryへ。
ロンドン市内を観光していると、「極度乾燥(しなさい)」という謎のロゴが入った服を着ている若者がたくさんいます。
このロゴはロンドンで流行している「Superdry」というブランドのもの。
そのSuperdryの路面店が先ほどのコーヒーショップの近所にあったため立ち寄ったのですが、ハイセンスすぎる商品に手を出すことができませんでした。
【SuperDry 極度乾燥(しなさい)】が英国から逆上陸!間違った日本語が人気の秘密か – NAVER まとめ
後日NAVERまとめを見てみると、デヴィット・ベッカムやダニエル・ラドクリフも愛用しているようで、英国人の高過ぎるファッションセンスに脱帽しました。
大英博物館
3/16(Sat) 11:30
大英博物館へ。
先ほどのコヴェントガーデンから電車で1駅移動し、大英博物館へやってきました。
大英博物館は写真のように非常に趣きのある外観なのですが、内部はとても近代的です。
ここにはワンピースに登場するポーネグリフの元ネタであろう「ロゼッタ・ストーン」が展示されています。
一緒に写真撮影もできます。もちろんレプリカです。
セントポール大聖堂
3/16(Sat) 13:00
セントポール大聖堂へ。
写真では伝わりそうにないのですが、この教会めちゃめちゃデカイです。
テート・モダン
3/16(Sat) 13:10
テート・モダンへ。
セントポール大聖堂の正面の橋をずっと真っ直ぐ10分ほど歩くと「テート・モダン」という現代アートの美術館に到着します。
この美術館は元発電所を改装したそうで、外観に名残があります。
展示物にはピカソの作品などがありましたが、全体的に一般人である私には理解が難しかったです。
現代アートおそるべし。
バラ・マーケット
3/16(Sat) 14:30
バラ・マーケットへ。
テート・モダンを出て、テムズ川沿いに歩いて行くと、「バラ・マーケット」という市場につきます。
とても賑わっています。
この日が休日だったこともあって身動きが取りづらい程でした。
市場内ではパニーニ(?)のようなものとコーラを食べました。
空腹だったこともあって、とても美味しく感じました。空腹は最高のスパイスです。
タワー・ブリッジ
3/16(Sat) 15:30
タワー・ブリッジへ。
バラ・マーケットからテムズ川沿いを更に東へ15分ほど歩くと、タワー・ブリッジへ到着します。
タワー・ブリッジと関係ないのですが、歩いている途中、無性にトイレに行きたくなりました。
そこで有料トイレ(25ペンス)へ駆け込んだのですが、硬貨を投入するもドアが開かず、死ぬかと思いました。(結局、近くのホテルのトイレを借りて事なきを得ました。)
トイレにはこまめに行くべきですね。
Berwick Street(モーニング・グローリー)
3/16(Sat) 18:30
アビイ・ロードに続きロックの聖地へ。
音楽好きの方なら間違いなく知っている(はず)、オアシスのセカンド・アルバム「モーニング・グローリー」。
そのジャケット写真の場所を探しに出かけました。
結果、ホテルから10分ほど歩いたBerwick Streetという所で発見しました。
個人的にはかなりいい写真が撮れて満足しております。
これで3日目は終了です。
旅行4日目 パリ
キングス・クロス駅からユーロスターでパリへ
3/17(Sun) 8:00
旅行最終日は日帰りでパリに行ってきました。
ロンドンとパリを結ぶ特急列車「ユーロスター」には、ハリー・ポッターに登場することでも有名なキングス・クロス駅より搭乗します。
ロンドンから所要時間2時間半ほどでパリに到着です。
カフェ・ドゥ・マゴ
3/17(Sun) 12:30
カフェ・ドゥ・マゴへ。
パリで最も有名なカフェ「ドゥ・マゴ」へやってきました。
注文したのは「Croque Madame」
トーストにハム・チーズ・目玉焼きを乗せた定番メニューです。
お値段は13.5ユーロ(1600円くらい)です。
このカフェは名のある芸術家に愛されていた場所として有名です。
私が案内された席は偶然にも「ヘミングウェイ」の指定席でした。
ルーブル美術館
3/17(Sun) 13:30
ルーブル美術館へ
先ほどのカフェから10分ほど歩いて、ルーブル美術館へやってきました。
この美術館、とにかく広い。広い・広い・アンド広い。
そのため観たいものだけを掻い摘んで巡回しました。
サモトラケのニケ
モナ・リザ
ミロのヴィーナス
以上3点を鑑賞して退散です。
この3つを見るだけでも1時間半ほどかかりました。
シャンゼリゼ通り
3/17(Sun) 15:00
彼方に見える凱旋門を目指し、3kmほどシャンゼリゼ通りをひたすら歩きます。
途中でルイ・ヴィトンの本店がありましたが、時間に余裕もなく素通りでした。
凱旋門
3/17(Sun) 16:00
凱旋門に到着。
シャンゼリゼ通りの終着地点、凱旋門に到着です。
高いアンドでかい。
エッフェル塔
3/17(Sun) 17:00
エッフェル塔へ
凱旋門からタクシーに5分ほど乗り、エッフェル塔へやってきました。
到着時には小雨の降る曇天でしたが、少し時間が経つと虹が現れました。
その瞬間をシャイヨー宮(エッフェル塔の川向かい)より撮影したのがこの写真です。
サンジェルマン
3/17(Sun) 18:30
サンジェルマンのカフェ・ド・フロールへ。
夕食代わりにカフェでウェルシュ・ラビットというものを食べました。
一見するとドリアのような写真右側の料理、なんとチーズにパンが埋まっています。
パンinチーズ。新鮮です。
こんな量のチーズを完食するのは不可能に感じましたが、なんとか食べきりました。
パリ北駅
3/17(Sun) 19:30
パリ北駅へ。
パリのユーロスター乗車駅、パリ北駅へ帰って来ました。
パリは日が長く、夜の7時を過ぎてもかなり明るいです。
やはりヨーロッパはいいですね。
また行きたいです。
おわり!